前回の記事はこちらです。
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"タバコが集中力を高める"は大ウソ!逆にニコチンの禁断症状で集中力を奪う
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喫煙者は、タバコとリラックスはセットのように考えているはずです。「タバコ休憩」というのもそれです。タバコで休憩するわけですからね。
しかし!タバコにリラックス効果はありません。むしろ疲れを溜めるだけ。
今回はタバコとリラックスについて解説していきましょう。
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「タバコを吸うとリラックスできる」はウソ!
タバコを吸うとリラックスできるというのはウソ、なわけですが、なぜかというと…
リラックスできるはずのタバコは心拍数を上げます。
これは、タバコに含まれているニコチンが神経系に作用する化学薬物だからです。
ニコチンは神経に働きかけて覚醒させます。そのため、タバコを吸うと心拍数が上がるわけですね。
「タバコを吸うとリラックスできる」と思うのはなぜ?
では、なぜ「タバコを吸うとリラックスできる」という感覚があるのか!
「タバコの幻想」シリーズを最初から読んでいただいている方はお分かりでしょうが、しっかりと頭に入れてほしいので復習です。
タバコを吸いたいという気持ちの仕組みは以下の通り。
「タバコを吸いたい」という気持ちの仕組み
タバコを吸う→禁断症状「タバコ吸いたいな~」→タバコを吸う→禁断症状「タバコ吸いたいな~」…
→無限ループ
この流れが無限ループで繰り返されます。
タバコを吸うことで、一時的に禁断症状が緩和されます。そのときに不安感や焦燥感がなくなります。喫煙者はそれをリラックスだと思うわけですね。
もちろんですが、禁断症状を緩和していないとき(タバコを吸っていないとき)は、タバコを吸いたいという禁断症状が発生しているので、喫煙者はリラックスできていません。
実はリラックスできない喫煙者
というわけで、実は喫煙者はリラックスとは程遠い精神状態にあります。
デートをしているときも、大事なプレゼンの最中も、子供やペットと遊んでいるときも、油断するとタバコが頭をよぎります。
- 「喫煙所ないかな…」
- 「これが終わったらタバコだ」
- 「どのタイミングで吸ったら変に思われないだろうか…」
それくらいニコチンというのは恐ろしい薬物なんですねえ。。。
リラックスとは程遠いタバコの連鎖
喫煙者がリラックスできていると思っているのは、タバコを吸っている時間のみです。
タバコを吸っている時間は、禁断症状を緩和している状態なのでリラックスできていると思い込めます。
しかしタバコを消した瞬間から、ニコチンの減少が始まります。30分後にはニコチンは50%まで減少し、次のタバコを求めてしまいます。
しかし、人によっては喫煙中もリラックスできていません。
その理由は…
- 「周りに臭いと思われていないかな…」
- 「受動喫煙を気にしている人に睨まれないだろうか…」
- 「あと3本しかない…買わなきゃ…」
- 「今日は吸い過ぎてるな…」
などなど。
タバコのマイナス面を考え出すと、リラックスとは程遠い精神状態になってしまいます。
まとめ
今回の内容をまとめておきます。
- タバコを吸うと心拍数が上がる
- 「禁断症状緩和=リラックス」だという勘違い
- 喫煙中はリラックスできていると思い込む
- 喫煙中でもリラックスできないこともある
というわけで、タバコでリラックスすることはできません!禁断症状を緩和しているだけ!
では、今回はここまでです!
次回は、実はタバコのコストはとんでもないというお話です。喫煙者は一生でどれくらいのお金を無駄にしているのか解説しています。
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